2015シーズン最初のアウェイは、九州熊本から。
昨シーズンまでのキャプテン、平繁と、
守備の要だったクォン・ハンジンが加わった熊本には、
是が非でも負けたくないザスパ。
ハンジンはスタメンに名を連ねたものの、
平繁はベンチにも入っておらず、対戦は次のホーム戦に持ち越しに。
ザスパは前節からFW野崎に替わって大津が入り、
それ以外は同様の布陣。
控えにはケガで出遅れていた有薗も復帰してきました。
試合は開始早々からザスパの勢いが勝り、
5分に早くも先制点が生まれます。
中盤でタンケが大津に預け、
持ち上がってはたいた左サイドのバイタルで受けた江坂が、
冷静に左足を振り抜き、
自身J初ゴールと、ザスパの今季初ゴールを決めました!
その後もタンケと大津のポストプレイを中心に、
連動した守備からボールを奪い、自分たちのペースで試合を進めます。
このまま追加点も時間の問題と思っていた矢先、
DFラインのクリアミスから松下がPKを献上し、同点に。
さらにDFラインでミスが続き、
奪われたボールを簡単に決められ、あっという間に逆転。
浮足だったまま前半を終えます。
後半、攻勢に出たいザスパでしたが、
一進一退の時間帯が続き、なかなかゲームが動かない中、
65分、ゴール正面で得たFKを、
アクレイソンが低い弾道のシュートでゴールを奪い、同点に追いつきます。
その後永井、オリベイラと攻撃のカードを切り、
今季初勝利を目指しますが、決定機は作るもののゴールは奪えず、結果はドローに。
一時逆転されたものの、追いついてアウェイで勝ち点1をゲットしました。
ミスの部分は反省が必要ですが、徐々に攻撃が機能しだし、
2戦目で勝ち点を得たことは、ポジティブに捉えてよいと思います。
次節はホームに大分を迎えて、今季初勝利を狙います。