久しぶりの生ザスパは、
よく考えたら初めてづくしでした。
初敷島競技場観戦、初ナイトゲーム観戦、
初一人観戦。
そういえば、昔陸上やってたので、県の記録会で、
このトラックをグルグル回ってたのですが、
それがいまやJ2のホームスタジアムとは。
感慨深いものです。
試合結果は1-2でしたが、
久しぶりに落ち着いて試合を満喫できたこともあって、
なんだか満足感に浸っています。
前半から小川のいないディフェンスラインは妙に危なっかしく、
前回同様グラウシオの個人技にやられてしまいました。
後半開始直後の吉本のゴールは、
場所が近かったので大興奮でした。
かなり入っていた観客のボルテージも、
この得点で一気に上がり。
その後の猛攻でなかなか得点できず、
結局混戦から追加点を入れられてしまいましたが、
最後まであきらめずにゴールに向かう姿勢は、
観ている人にも伝わったと思います。
そして、なにより途中出場の後藤と反町!
イイっすよ、メチャクチャ。
さすが前橋育英の先輩後輩、昨年まで一緒にやってただけあって、
素でコンビネーションできてます。
反町くん、一挙手一投足にセンスを感じます。
J初出場の高校生とは思えない動き、さすがU18代表経験者。
ぜひ、ぜひザスパに来てくださいね。
それから後藤、ポジショニングの難しい位置に入りましたが、
サイドでもらってから前への展開を落ち着いてこなしてました。
特に反町くんからはたいてもらったパスをタイミングをずらしてトラップして、
むやみにゴール前に揚げるのではなく、
スペースをグラウンダーで転がして反町くんの足元に戻したプレー、
もう、大好きです(笑)。
正直、グラウシオの得点や突破を見たときは、
”ザスパに局面打開できる外人獲れるお金があれば・・・”
っなんて思ったのですが、
将来性豊かな二人を見て、
今後のザスパに明るい未来が見えた気がした、
敷島の夜でした。
最後に、帰り道、ザスパのホームスタジアムとしての役割を終え、
ひっそりと静まり返るサカラグ場。
仮設スタンドも撤去され、競技場の照明と対照的に静かにたたずむ姿に、
なんとなく”ありがとうございました”っとつぶやいていました。
J2 第21節 vs アビスパ福岡