前節逆転負けを喫して、負けられないアウェイ京都戦。
再び連敗街道に陥りそうなところを、
自分たちの力で踏ん張り、3-0の勝利!
ザスパは序盤から、
前線からの連動した守備で京都にボールを出させず、
裏を狙ったボールで京都ゴールを脅かします。
GK内藤のフィードを抜け出した小林がダイレクトでシュートしますが、
これは枠外。
その後もしばらくは圧倒し、
元日本代表の大黒、山瀬のいる京都に、
攻撃の糸口を掴ませません。
しかし、いい時間帯に点が取れないと、
相手にペースは移るもの。
前半終わりと後半はじめは、さすがに個のレベルの高い京都に、
攻め込まれる時間帯が増えていきます。
何度か決定機を作られますが、守備も耐え、
0-0のまま後半も20分過ぎに。
ここからが圧巻でした。
右サイドの混戦から夛田が逆サイドへチェンジ、
ノーマークの瀬川がゴール前まで侵入し、
強烈なシュートを放つと、GKにはじかれたボールを小林が拾い、
打ったシュートはGKの手をかすめてゴールに吸い込まれます。
待望の先制点を得た選手たちは、
前節の教訓もあるのか、ここで手綱を緩めず、
小林からの縦パスをPA内で青木孝太が受け、
こぼれたボールをダニエルロビーニョが奪取、
強烈なシュートを放ち、
GKがはじいたボールを青木孝太がヘッドでねじ込み、これで2-0。
さらに守備網が緩くなった京都の隙を突き、
坂井の絶妙なスルーパスをダニエルロビーニョが受け、
ゴールを決めて3-0。
このほか、大津や小柳も決定機を作りますが、
本日はここで打ち止め。
苦手京都相手に、3-0の大勝という結果になりました。
これも、苦しい中続けてきたサッカーが花開いた結果です。
得点はできませんでしたが、先発した野崎もボールによくからみ、
オフサイドにはなりましたが、何度も裏を狙っていました。
大津もプレーに風格が出てきて、これからが非常に楽しみ。
ダニエルロビーニョも動きがキレてきました。
平繁不在の中、それぞれが成長し、
ザスパサッカーを体現したこの試合は大きな一歩となります。
次節はホーム横浜FC戦。
連勝でさらにチームに勢いをつけたいです。