前節を終えて首位千葉と勝ち点差4の5位。
3連勝を賭けて臨んだホーム京都戦は、
残念ながら2-4の敗戦となりました。
立ち上がりは中盤で体を張った守備ができていて、
奪ったボールから持ち上がるシーンもあり、
裏を狙ったフィードも有効で、ザスパの時間帯でしたが、
先制したのは京都。
左サイドを鋭い突破で破られると、
中央で合わせたシュートを一度GK北が防ぎましたが、
押し込まれてゴールを許します。
その後、立て直せないまま連携ミスを突かれて2点目を謙譲。
前半を0-2で終えるという難しい展開に。
しかし、後半開始早々、右サイドで作ったチャンスから、
最後はサクが見事なミドルを叩き込み、反撃の狼煙を上げます。
ここからはいつ点が入ってもおかしくない展開に。
スタジアムの雰囲気もそれに伴って上昇し、
コーナーからのこぼれ球からクマが入れたクロスに、
萬代がヘッドでキレイに合わせてついに同点!
その後、アレックスの惜しいシーンもありましたが、
勝ち越せないでいると、再びサイドをスピードで突破され、
逆に京都に勝ち越し点を奪われてしまいます。
その後、おそらくパワープレイ用にリンコンと、
ロングスローができる田中を投入。
しかし、前がかりの中追加点を奪われ、万事休す。
結果は2-4というスコアでしたが、前半0-2という展開から、
一度追いつくというのは、今までにはできない流れでした。
今年は点が取れているので、選手も、サポーターも、
あきらめずに向かっていった結果だと思います。
失点も修正できる凡ミスと、サイドのケアが遅れたのが原因。
今のスタイルが、両サイドの積極的な攻撃参加がウリなので、
致し方ない部分もあるかと。
昇格戦線からは半歩後退してしまいましたが、
まだまだカオスな今年のJ2。
大事なのは次の試合、必ず勝ち切って、流れを止めないことです。