Jリーグも終盤戦を迎えておりますが、
下位カテゴリにおいても、そのJを目指す各クラブが、
カテゴリアップの正念場に差し掛かっています。
JFLは、本日で後期第16節が終了し、
残り1節を残すのみ。
すでにJFLの門番ことHonda FCが優勝を決めましたが、
同クラブはJ準加盟でないため、
来シーズンも同リーグでJ昇格を目指すクラブを待ち受けます。
J昇格の条件の一つ、4位以内を前節確定させた栃木SCに続き、
今節吉岡(高経附-横浜FC-ザスパ-)が所属するカターレ富山が、
この条件をクリア。
残る一つのイスをめぐって、手塚監督(2005年ザスパを指揮)率いる、
ファジアーノ岡山と、山本(鹿島-ザスパ-)のいる、
ガイナーレ鳥取が勝ち点差2で最終戦までその結果を持ち越しています。
しかもその最終戦、岡山は富山、鳥取は流経大と強豪相手。
最後の最後まで結果はわからなそうです。
さて、そのJFLを目指す地域リーグカテゴリの頂点を決める、
全国地域サッカーリーグ決勝大会も、この3連休で1次ラウンドを実施。
グループAには籾谷(C大阪-ザスパ-)、棗(ザスパチャレ-ザスパ-)、
佐藤大典(ザスパチャレ-ザスパ-)が所属する、
AC長野パルセイロが前日まで首位でしたが、本日の最終戦で、
ホンダロックに勝ち点差1でかわされ、
1次ラウンド敗退となってしまいました・・・。
グループBでは、吉本(ザスパ-静岡FC-)、
太田(福岡-ザスパ-ミネソタサンダー)、立石(ザスパ-福岡-鳥栖-)、
加藤(ザスパ-福岡-三菱水島FC-)のV・ファーレン長崎が、
見事グループ1位となり、28日からの決勝ラウンドへ。
グループCでは、金子(ザスパ-FCガンジュ岩手-)のいる、
グルージャ盛岡が出場しましたが、3位で敗退。
グループDでは、酒井(沖縄かりゆし-ザスパ-)と、
山口(ザスパ-鳥栖-)の所属するFC町田ゼルビアが、
最終戦勝ち点で並ぶ矢崎バレンテとPK戦サドンデスまでもつれましたが、
激戦を制して決勝ラウンド進出を決めています。
JFLからJ2への昇格クラブが多ければ、
必然的に地域リーグからJFLへの昇格クラブも多くなります。
しかし、3日間3試合こなす苦しい試合を勝ち、
少しでもその可能性を高めたいところ。
今年の決勝ラウンドはなんと石垣島で行われます。
以上、ザスパ目線での状況報告でした。